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スペインの有名ブランド完全ガイド|カンペール・ロエベ・トウス・リャドロ・デシグアルをバルセロナで買う【2026年】

カンペール、ロエベ、トウス、リャドロ、デシグアルなどスペイン発の人気ブランドをバルセロナで購入するガイド。免税(タックスリファンド)の手続き、日本との価格差、バルセロナ店舗情報を在住者目線で解説。

バルセロナのパセイジ・デ・グラシア沿いに並ぶ高級ブランド店
Photo by tabigaudi

「スペインに来たなら、スペインのブランドを買って帰りたい」——そう思う旅行者は多いはずです。でも、スペイン発のブランドといってZARAやマンゴしか思い浮かばない人も多いのでは?

実はスペインには、日本でも入手できるブランドから、本国でしか味わえない本物の魅力を持つブランドまで、個性豊かなメゾンが揃っています。靴・バッグ・ジュエリー・陶磁器・ファッションと、ジャンルもさまざま。

この記事では、バルセロナで購入できるスペイン発の有名ブランド5選を、在住者目線でご紹介します。それぞれの歴史・特徴・バルセロナの店舗情報・価格帯・日本との比較まで、まとめて解説します。


スペインブランドをスペインで買う理由

スペインで買うメリットは3つあります。

1. 日本より安い(場合がある):関税・輸入コストがない分、定価が安いケースがあります。特にロエベのような高額ブランドは差が出やすい。

2. 品揃えが豊富:限定カラー・限定デザイン・旗艦店限定モデルなど、日本では手に入らないアイテムがあります。

3. 免税(タックスリファンド)が使える:EU域外の旅行者は購入額の一定割合(VAT:スペインは最大21%)が還付されます。


1. Camper(カンペール)|マヨルカ島生まれの「歩くための靴」

ブランドの歴史

カンペールはスペイン・マヨルカ島のInca(インカ)という町で、1975年にLorenzo Fluxàによって創業されました。ただし、Fluxà家の靴職人としての歴史は1877年まで遡ります。

「Camper」とはカタルーニャ語で「農夫」を意味します。土地と自然に根ざした、実用的で快適な靴づくりをモットーに、独自のデザイン哲学を貫いてきました。

カンペールの特徴

カンペールの靴は「履き心地」に徹底的にこだわっています。

代表作の Pelotas(ペロタス) は、バスク地方の伝統的なボールを模したラバーソールが特徴。長時間歩いても疲れにくく、バルセロナのような石畳の街との相性は抜群です。

もうひとつの定番 Peu Camí(ペウ・カミ) は、足の形に自然にフィットする柔らかいレザーが魅力。「履くほど足に馴染む」という声が多い一足です。

デザインはシンプルかつユーモラス。左右非対称のデザインや、遊び心のある配色など、一見して「カンペールらしい」個性があります。

バルセロナの店舗と価格帯

バルセロナ市内に複数の店舗があります。

  • **グラシア通り(Passeig de Gràcia)**付近
  • ランブラス通り周辺
  • **エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)**内

価格帯は€80〜200程度(スニーカー・ローファー類)。日本の定価と大きな差はありませんが、セール時期(7月・1月)は30〜50%オフになることも。

Diegoのコメント

「カンペールはバルセロナっ子にも人気のブランド。石畳を歩く日常にフィットしている。旅行中に足が痛くなった友人に『カンペールを買え』とよく言う——それくらい歩きやすい」


2. Loewe(ロエベ)|マドリード発、スペイン最古の高級革製品メゾン

ブランドの歴史

ロエベは1846年にマドリードで創業した、スペインで最も歴史あるラグジュアリーブランドです。ドイツ系の革職人たちが集まって始めたアトリエが起源で、その後スペイン王室御用達にもなりました。

現在はLVMHグループ傘下ですが、スペインのDNA——高品質な革・職人技・アルタ文化への敬意——は今も受け継がれています。

クリエイティブ・ディレクターのJonathan Andersonのもと、現代ロエベは国際的なファッションシーンでも高い評価を受けています。

ロエベの特徴

ロエベの真骨頂はレザーワークにあります。スペイン産の最高級カーフスキンを使用し、職人が手仕事で仕上げるバッグ・財布・革小物は、時を経るほどに味が出る逸品です。

代表作:

  • Puzzle Bag(パズルバッグ):幾何学的な切り替えが特徴のアイコニックなバッグ。国際的なセレブにも愛用者多数
  • Amazona(アマゾナ):1975年誕生のクラシックバッグ。スペインの女性の独立と強さをテーマに
  • Anagram(アナグラム):ブランドのロゴ刻印を施した財布・カードケース類

バルセロナの店舗と価格帯

  • Passeig de Gràcia 35(パセイジ・デ・グラシア):バルセロナ旗艦店
  • エル・コルテ・イングレス内にも入店

価格帯はバッグで€1,000〜4,000以上、革小物・財布で€200〜500程度。

日本との価格差:円安の状況によっては、スペインで購入した方が10〜20%安くなるケースがあります。高額商品ほど差が出やすいため、免税手続きと合わせると節約効果が大きい。


3. Tous(トウス)|カタルーニャ発のクマモチーフジュエリー

ブランドの歴史

トウスは1920年、カタルーニャ州のManresa(マンレサ)でSalvador Tous Blavi が時計修理店として創業。現在はその孫世代が経営する、バルセロナに縁の深いファミリービジネスです。

「クマ(オソ)」のモチーフが誕生したのは1985年。創業者の妻Rosa Oriolが夫にクマのチャームペンダントを作るよう頼んだのが始まりとされています。このクマはブランドのシンボルになり、世界的に認知されるようになりました。

トウスの特徴

シルバー・ゴールド・ダイヤモンドなど多様な素材を用いたジュエリー、バッグ、アクセサリーを展開しています。

価格帯が幅広く、€50程度のシルバーチャームから、€500を超えるゴールドジュエリーまで揃うため、プレゼント用のお土産としても人気です。

デザインは洗練されつつも遊び心があり、年齢を選ばないのも特徴。日本でもトウスのジュエリーは人気があり、かつては日本にも店舗がありました(現在は日本での店舗展開は縮小)。

バルセロナの店舗と価格帯

バルセロナ市内に10店舗以上あります。

  • Passeig de Gràcia沿い
  • ポルタル・デ・ランヘル(Portal de l’Àngel)(ランブラス通りの歩行者天国)
  • エル・コルテ・イングレス

価格帯:シルバーアクセサリー€50〜150、ゴールドジュエリー€200〜500以上。

日本で買うより安い傾向があります。特に免税を利用すると、実質10〜15%の節約になります。


4. Lladró(リャドロ)|バレンシア発、世界が認める磁器の芸術

ブランドの歴史

リャドロは1953年、スペイン・バレンシア近郊のTavernes Blanques(タベルネス・ブランケス)でJuan、José、Vicente Lladróの三兄弟によって創業されました。

陶芸の技法を独学で学んだ三兄弟は、1958年には独自の窯を建設。柔らかくパステル調の色彩と、人・動物・自然をテーマにした精緻なフォルムは、世界のコレクターから高く評価されています。

現在もバレンシアの「Ciudad de la Porcelana(磁器の都市)」と呼ばれる本社工場で、熟練職人の手仕事によって一体一体が制作されています。

リャドロの特徴

リャドロの磁器フィギュリン(置物)は、高温で焼成した磁器ならではの透明感と、職人による手彩色が特徴です。同じモデルでも、わずかに表情や色合いが異なるのは手作りならでは。

コレクションには:

  • クラシックコレクション:人・バレリーナ・動物など定番フォルム
  • リミテッドエディション:数百体〜数千体の限定生産。入手困難なものはプレミア価格に
  • コラボレーション作品:アーティストやブランドとのコラボ作品

価格帯は€50〜100程度の小品から、数十万円を超えるリミテッドエディションまで幅広い。

バルセロナの入手方法

バルセロナにはリャドロの公式店舗は常設されていませんが、以下で入手できます:

  • エル・コルテ・イングレス:コレクションを常時展示・販売
  • 高級デパートやギフトショップ:一部商品を取り扱い
  • 公式オンラインストア(lladro.com):日本への配送も可

バレンシアに行く機会があれば、本社の「Ciudad de la Porcelana」は見学もできるミュージアム兼ショップとして公開されています。


5. Desigual(デシグアル)|バルセロナ生まれの自由なファッション

ブランドの歴史

デシグアルは1984年、スイス出身のThomas Meyerがバルセロナで創業したファッションブランドです。「Desigual(デシグアル)」とはスペイン語で「不均等な・異なる」を意味します。

「La vida es chula(人生は楽しい)」というスローガンのもと、個性・多様性・自由な表現をブランドの核に据えています。

デシグアルの特徴

デシグアルの最大の特徴はパッチワーク・プリント・刺繍などを組み合わせた大胆なデザイン。単色やシンプルなデザインが多い他ブランドとは一線を画す、圧倒的な存在感があります。

好き嫌いがはっきり分かれるスタイルですが、「デシグアルを着ると気分が上がる」というファンが世界中にいます。

扱うカテゴリーはウィメンズ・メンズ・キッズ・バッグ・アクセサリーと幅広い。価格帯はTシャツ€30〜、ドレス・ジャケット€80〜200程度と、比較的手が届きやすい。

バルセロナの店舗

バルセロナはデシグアルの本拠地。市内に複数の直営店があります。

  • ランブラス通り沿い:観光エリアのため入りやすい
  • Portal de l’Àngel:歩行者天国の大通り
  • パセイジ・デ・グラシア周辺

バルセロナ限定のデザインや、旗艦店のみのアイテムもあるため、地元ならではの品揃えを楽しめます。セール期間(7月・1月)は特に値引き率が高い。


番外編:これも覚えておきたいスペインブランド

Mango(マンゴ):バルセロナ発のファッションブランド。ZARAより少しエレガントなテイスト。市内至る所に店舗あり。

El Ganso(エル・ガンソ):マドリード発のプレッピースタイル。ポロシャツ・チノパンが人気。日本での知名度はまだ低い。

Scalpers(スカルパーズ):セビーリャ発のメンズファッション。上品なカジュアル。バルセロナにも店舗あり。


免税(タックスリファンド)のしくみ

EU域外からの旅行者(日本のパスポート所持者)は、スペインで購入した商品のVAT(付加価値税)の一部が還付されます。

購入金額還付率の目安手続き場所
€50.01以上(1店舗・1日)最大10〜15%程度空港の免税カウンター

手順

  1. 購入時に店員に「タックスリファンドをお願いします」と伝え、**免税書類(Tax Free Form)**を発行してもらう
  2. スペイン出国時(バルセロナ・エル・プラット空港)の税関スタンプ窓口で書類に承認スタンプをもらう
  3. 空港内の払い戻しカウンター(Global Blue・Planet Taxfreeなど)で現金またはカードに還付

注意:手続きには出国の2〜3時間前に空港に到着することをおすすめします。観光シーズンは税関窓口が混雑します。


バルセロナのショッピングエリア

エリア特徴向いているブランド
パセイジ・デ・グラシア高級ブティックが集中ロエベ、トウス、カンペール
ポルタル・デ・ランヘル歩行者天国、手頃な価格帯デシグアル、トウス
エル・コルテ・イングレス百貨店、全ブランドを一度に全ブランド対応
ランブラス通り周辺観光客向け、品揃えは限定的デシグアル、カンペール

まとめ:スペインブランドをバルセロナで買うコツ

  1. 免税書類は必ずもらう:€50以上で必ず申請を。高額商品は特に効果大
  2. セール時期に合わせる:7月(夏セール)・1月(冬セール)は大幅値引き
  3. エル・コルテ・イングレスを活用:複数ブランドを一度にまとめ買いでき、免税手続きも一元化できる
  4. 旗艦店に行く:限定品・フルコレクションは旗艦店にしかないことが多い
  5. 比較してから買う:日本でも手に入るブランドは、スペイン価格と比較してから購入を決めると安心

スペインブランドのショッピングは、旅の記念品としても、自分へのご褒美としても、長く使えるものを選びやすいカテゴリーです。旅程に半日のショッピング時間を組み込んでみてください。


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