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グルメ 📍 バルセロナ

バルセロナの日本食レストランガイド2026|本物と偽物の見分け方・日本人経営のおすすめ店まとめ

バルセロナで本物の日本食を食べたい旅行者へ。日本人スタッフのいるおすすめ店と、「日本食を名乗る偽物」の見分け方を、バルセロナ在住者が正直に解説します。

バルセロナの日本食レストランの寿司と和食
Photo by tabigaudi

バルセロナに来て数日経つと、どこかのタイミングで必ずこうなります。オリーブオイル、生ハム、タパス——おいしい。でも、そろそろ白いご飯が食べたい。お味噌汁が飲みたい。お寿司が食べたい。

これは旅行者だけでなく、バルセロナに住んでいる私たちも同じです。

ただし、バルセロナには「日本食を名乗る偽物」が数多く存在します。「うどん屋だ!」と思って入ったら激マズだった、「日本語メニューがあるから」と入ったら中国人経営の日本食もどきだったという話は在住日本人の間でよく聞きます。

この記事では、本物の日本食が食べられる店偽物の見分け方を、バルセロナ在住者の視点から正直に解説します。


なぜバルセロナに「偽物の日本食」が多いのか

スペインをはじめヨーロッパ全土で、2000年代から「日本食ブーム」が起きました。寿司・ラーメン・和食への需要が高まる中、日本料理の経験や訓練を受けていない経営者が「日本食レストラン」を開く例が急増しました。

その多くは中国や韓国から来た経営者で、日本食の作り方をコピーして提供しています。見た目は「日本食」でも、味・素材・技術の水準は日本とはかけ離れているケースがほとんどです。

一方で、バルセロナには本物の日本人シェフや日本人スタッフが営む店も着実に増えており、その品質は日本で食べるものと遜色ないレベルに達しています。


本物の日本食レストランを見分けるポイント

入る前にチェックできるサインがいくつかあります。

✅ 日本人スタッフがいる
ホールに日本人スタッフがいる、またはシェフが日本人であることが確認できれば最も確実。予約電話で「日本語は通じますか?」と聞くのもひとつの方法。

✅ 食材の産地・素材にこだわっている
メニューに「日本直輸入の食材」「地中海産の新鮮な魚」などの記載がある店は、素材に意識がある証拠。偽物の店は「サーモン」「まぐろ」「えび」の繰り返しで種類が少ない。

✅ 客層にスペイン人(特にバルセロナ在住者)が混じっている
日本人や地元のスペイン人に支持されている店は、品質で選ばれている。客が全員観光客の店は要注意。

✅ メニューが絞られている
本物の店は「得意なものに特化」しています。50種類以上のメニューを並べている店(特に寿司・ラーメン・丼・うどん・焼肉・テリヤキを全部やっている店)は信頼度が下がります。

❌ 避けるべきサイン

  • 「寿司ビュッフェ」や激安価格(€5〜8で何でも食べ放題)
  • 写真付きの多言語メニュー(日本語・英語・中国語・スペイン語が全部入っている)
  • 入口に「SUSHI」と大きく書いてあるだけで店名が日本語でない
  • 蛍光灯の明るい内装、テーブルがプラスチック

バルセロナのおすすめ日本食レストラン

🏆 ハイエンド:特別な日に

Koy Shunka(コイ・シュンカ)
バルセロナを代表する日本料理店。日本人シェフの松久秀樹(Hideki Matsuhisa)が手がける、ミシュランガイド掲載の高級日本料理店です。地中海の食材と日本の技法を融合させたオマカセスタイルが有名。バルセロナで最も予約が取りにくい店のひとつ。

  • 場所:Carrer dels Copons, 7(ゴシック地区)
  • 予算:€80〜150/人
  • 予約:必須(数週間前から)

Sensato(センサート)
日本人料理人・佐藤龍太が営む8席限定のオマカスレストラン。2023年オープンで予約が数ヶ月待ちになることも。バルセロナで最も「日本の高級寿司・割烹」に近い体験ができる店。

  • 場所:Eixample地区
  • 予算:€80〜120/人
  • 予約:公式サイトまたはメールで

🍣 寿司・海鮮:日常使いから特別まで

AIUEnO(アイウエオ)
エイシャンプラ地区にある日本人スタッフのいる寿司・和食レストラン。手巻き寿司セット・お刺身の盛り合わせが人気で、ランチのコスパが良いと在住日本人に評判。サグラダファミリアからも歩いて行ける距離。

  • 場所:Eixample地区(Sagrada Família徒歩圏)
  • 予算:ランチ€15〜25、ディナー€30〜50
  • 特徴:日本語メニューあり、日本人スタッフ

Can Kenji(カン・ケンジ)
AIUEnOのほぼ真向かいにある寿司・海鮮の店。日本人スタッフが多く、刺身のネタが肉厚と評判。日本人と地元スペイン人の両方から支持されている。土日のランチは混雑するため予約推奨。

  • 場所:Eixample地区(AIUEnOの向かい)
  • 予算:ランチ€15〜30、ディナー€30〜50
  • 特徴:日本語メニューあり

Meshi-ya SAKAMOTO(メシヤ・サカモト)
エイシャンプラ地区の和食店。ランチは握り寿司・巻き寿司に一品料理・味噌汁・飲み物がついたセットが€16前後でコスパが良い。

  • 場所:Eixample地区
  • 予算:ランチ€16〜20、ディナー€25〜40

Restaurant Matatabi(レストラン・マタタビ)
エイシャンプラ西部(Hospital Clinic駅・Entença駅近く)の和食店。海鮮を中心に肉料理も提供。サンツ駅から徒歩でも行ける。ランチは€16から。

  • 場所:Eixample西部(L5 Hospital Clinic / Entença駅近く)
  • 予算:ランチ€16〜、ディナー€25〜

🍜 ラーメン

バルセロナのラーメン事情は急速に進化しており、本格的な一杯が食べられる店が増えています。

Ramen Ya Hiro(ラーメン屋ヒロ)
バルセロナの在住日本人の間で長年支持されてきた老舗ラーメン店。日本人オーナーのHiroさんが作る豚骨・醤油・塩などのスープは本格的。

  • 場所:Eixample地区(Carrer de Muntaner周辺)
  • 予算:€12〜18/杯

🏮 居酒屋・バル

IKOYA Izakaya(イコヤ・イザカヤ)
ゴシック地区にある居酒屋スタイルの店。寿司・海鮮を中心に、居酒屋的な小皿料理が揃う。週末は予約が必要。価格帯はやや高め。

  • 場所:ゴシック地区
  • 予算:€35〜60/人
  • 特徴:予約推奨。前日に確認の電話あり

NAKAMURA Japanese Tapas & Sports Bar
サグラダファミリアから2ブロックの場所にある、サッカー好きの日本人オーナーが営む店。試合日はイベントを開催することも。カジュアルに日本食と日本の雰囲気を楽しめる。

  • 場所:Eixample(サグラダファミリア近く)
  • 予算:€20〜35/人

🥩 焼肉

AH-UN Japonès BBQ i Sushi(アウン)
グラシア通り近くにある焼肉レストラン。焼肉セットのコスパが良いと評判で、スペイン人観光客にも人気。店員は英語対応可。

  • 場所:Eixample(Passeig de Gràcia近く)
  • 予算:€25〜50/人
  • 特徴:英語対応、外国人旅行者も多い

🍱 日本食の老舗

山鳥(Yamadori)
バルセロナで最も老舗と言われる日本料理店のひとつ。地元に長く愛される店で、日本人の店主が気さくに話してくれると評判。観光客向けではなく、地元密着型。


Diegoのコメント

「正直に言うと、バルセロナで日本食を食べたい場合、予算に余裕があればKoy Shunkaが断然おすすめ。日本から来た人にも感動してもらえる水準だと思う。予算を抑えたいならCan KenjiかAIUEnOのランチセットが賢い選択。ラーメンはRamen Ya Hiroで間違いなし。逆に『SUSHI』と大きく書いてあって値段が安すぎる店は、ほぼ期待を裏切られる」


日本食材の買い物:スーパーやアジア食材店

外食だけでなく、自分で料理したい場合や、日本から来た旅行者がインスタントラーメン・お菓子・調味料を買いたい場合のお店も。

Asia Supermarket / アジア系スーパー
エイシャンプラ地区や旧市街に複数あり。醤油・みそ・だし・カップ麺などの日本食材が手に入る。品質のばらつきはあるが、旅行中に日本食材を調達するなら選択肢になる。

Carrefour / Mercadona
大型スーパーでも「Selección Internacional」コーナーに醤油・照り焼きソースなどが置いてある場合があります。


まとめ:バルセロナで本物の日本食を楽しむために

バルセロナの日本食シーンは確実にレベルが上がっています。5〜10年前とは別物です。ただし、見た目だけ「日本食」の店も多いのが現実。

  • 特別な夜なら:Koy Shunka、Sensato
  • コスパ重視のランチなら:Can Kenji、AIUEnO、Meshi-ya SAKAMOTO
  • ラーメン一杯なら:Ramen Ya Hiro
  • 居酒屋の雰囲気なら:IKOYA Izakaya、NAKAMURA

日本語が通じるスタッフのいる店を選べば、旅行中でも「ホッとできる食事」が必ずできます。


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